迷えるアラサーと重症筋無力症

「重症筋無力症」という難病に日々翻弄されながらも、自分にとってのベストな生き方を模索していくアラサー女のブログです。

めまぐるしかった1年

 

免疫グロブリン療法」を勧められたのが2014年3月でした。

 

重症筋無力症と診断がついて、ちょうど一年です。

 

実は、私にとって

この一年が非常に濃い一年でした。

 

 

2013年3月に治療をスタートし、翌々月には仕事に復帰。

そしてその年の12月には家族のもとを離れ、付き合っていた彼と同棲し始めました。

 

詳しくは書けないのですが、

その頃、家庭の状況もいろいろ変わり、住んでいた家を引っ越すことになりました。

新しい家を探す際に、

私が一緒に住むのか住まないのかによって、必要な部屋数も変わってきます。

両親への負担を軽くするためにも、そろそろ自立する時期なのかなと。

仕事に復帰したばかり、

病気との付き合い方も探り探りで、

だるさ・倦怠感と闘う毎日だったので不安もありました。

 

でも

彼とだったら頑張れる!そんな気がしました。

 

「一緒に住んでほしい」そうお願いしました。

いま思えば、本当に急な話だったのですが、、、快諾してくれました。

 

(お互いに結婚も意識していたので、

 一緒に住むことがきっかけで、その先の話もどんどん進んでいくことになります。)

 

 

家探し・荷造り・引越し・新生活準備・・・

一ヶ月という短期間でドドドドド―っとこなしました。

我ながらよく体がついていったなぁと思いますが、

家が決まる前に引越し日がすでに決まっていたこともあり、必死だったのだと思います。

 

それに、ワクワクもしていました。

これまで親元を離れたことがなく、一人暮らしの経験がありませんでした。

大好きな人と毎日一緒にいられるし、

自分もようやく自立!大人の仲間入りだ~!なんて、とっても楽しみで前向きでした。

 

家事なんてまともにやったことがなかったので、

仕事と両立できるのかが不安ではありましたが、

【新生活うきうきパワー】なるものが

べらぼうにはたらいて、慣れないながらもこなせていました。

 

結婚式も挙げたいなぁ

節約しなきゃなぁ

なんて思いから、早起きして二人分のお弁当作って!

会社行って仕事して、電車に揺られて帰ってきて、スーパー寄って夕飯作って・・・

頑張っていました。

 

新しいことで楽しかったけど、毎日本当に気を張っていたなぁ。。。

 

職場での休憩中に更衣室で横になって寝たり、

疲れで体が重たくて動けず、帰宅後すぐさま横になったり、、

夕飯を自炊する体力も気力もなく、お惣菜を買って帰ったり、、、

体調が思わしくないときの自分の行動に、落ち込むことも出てきました。

 

 

若いから健康だーーーなんて思っていたのに、

想定外の治らない病気になり、

治療方法がみつかり安心はしたけれど、

これからずっっっと薬を飲みつづけなくてはならなくなり、

安定しない症状に振り回され、

日々一喜一憂しながらも、

働くことの喜びと難しさを改めて知り、

家族への想いと

かけがえのない人への想いと

「生きていくこと」に真剣に向き合い、

新しいライフステージがはじまった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな濃厚すぎる一年でした。