診断がつくまでの経緯⑤
今後に不安を感じている中、、、
先生と話をしたところ、来週からステロイドパルスという点滴治療と検査をすると言われる。
(今週中に退院のはずでは…?!)
と、また混乱するも、
何もしないよりはいいかと前向きに考える。
土日は一旦帰って良いとのことだったので、
自宅に戻ることができました。
本屋さんで入院中に読む本を探したり、
元気が出る曲を入れたり、
甘いもの食べたり、
アイロン掛けをしたり、、、
普通に過ごしてリラックスできました。
病院に戻って、月曜日。
思いがけない知らせを耳にします。
血液検査の結果で、
【重症筋無力症】の可能性があるとのこと。
すぐにその症状に効く注射を打ったところ…(テンシロンテストと言うものです)
以前の自分の話し声に戻ったんです!
数ヶ月ぶりに聞く、自分の正常な声。
空気が鼻に抜けてシューシュー変な声しか出せていなかったので、
話しやすくなったことも併せて嬉しかった〜〜〜!
身体表現性障害でもなく、ウイルス性のものでもなかった。
ちゃんと【重症筋無力症】と言う診断がつき、しっかりと治療をしていくことができる。
今までは手探りで、
この症状「かも」しれないから、この薬が効く「はず」
…なんて不確かな状況でしかなかったし、
薬が効いていないことは明らかだったので、
一気に前進できた気がして涙が出ました。
その日から
抗コリンエステラーゼ剤である
【メスチノン】という錠剤を飲み始めます。
即効性のある薬で、
私の場合、これを飲むと話しやすくなる&疲れが緩和される感じでした。
心療内科から処方されていた薬を数日で断ち、ステロイドも飲み始め…
私の重症筋無力症の治療がスタートしました。